
スプリングコートの魅力とは。

Retikleです。
最近は気候も安定せず暖かい日もあれば寒い日もある、という状態。
服装の選びもなかなか難しい季節です。
とはいえ3月も近づき、冬は越えもう暖かい日が増えて参りました。

そんな時に重宝するのはスプリングコート。
所謂スプリングコートと言えば春夏に適した素材で作られた物を指しますが、
ウール素材で作られたコートとはまた違った良さがあります。
まずはウール生地で仕立てられたものより遥かに軽量である事。
保温性の有無は一番大きく、中途半端な季節の温度調節にはもってこい。
夜は寒くとも日中は秋冬仕様のロングコートでは暑いと思える季節には、
コットンやリネン素材の軽やかなコートが丁度良く重宝します。
いくつかのスプリングコートをご紹介しながら使い易さを解説いたします。


こちらはリネン地のロングコート。
肌触りの良い張りのある、風合いの美しいフレンチリネンを糸から制作。
ユーロヴィンテージのアトリエコートをアレンジしたデザインで、
ブラックコットンを各所に挟み込む事によって、
少し合わせにくくなるホワイトカラーの雰囲気が中和されコーデが組みやすくなっています。
リネンファブリックの雰囲気の良さは何と言っても全体を軽やかに見せる事。
特にこの生地は糸から毛羽立ちを極限まで消しており、
素肌に当たってもザラリとした感触がなく着用したくなる生地になっています。


こちらはコットンツイル地。
使用している高密度ツイル生地は倉敷にて創業130年を超える老舗ファクトリーによるもの。
貴重な低速シャトル織機で織られているので、
張りがありつつ靭やかな生地になっています。
堅牢なコットンツイルですのでウインドブレイク性も高く、
強風が目立つ春にも最適なコートです。
こちらに関しては春だけでなく、オーバーコートとして秋冬での着用もお勧めです。


ジャケットやブルゾンの上から着る想定でアームホールを広めにとった、オーバーコート。
こちらも高密度に打ち込んだコットンツイルですが、こちらの方が軽量。
ボタンも三つでステンカラーとチェスター両方で使い分けが可能。
洗濯機での洗いにも対応しているので取扱のし易さも魅力です。
日中は羽織りとして、冷えてくる夜は全てボタンを締めてステンカラーとして。
温度調節も楽に出来ます。


こちらはカスタマイズが豊富。
ユーロヴィンテージのモーターサイクルコートをアレンジした、タイロッケンコート。

肩のボタンを外すとノースリープデザインで着用でき、様々な着こなしを楽しんでいただけます。
前で袖を結んでも垂れ下げても何でもOK。
ウエストベルトとボタンが各所に施されているのでユニセックスで着用可能。
綻びをイメージさせるポケットにはテーマのプリントが施されています。
コットン&リネンの素材で程よく軽く、落ち感もあり長い期間お使いいただけるアイテム。
素晴らしいほどにデザイン性が詰め込まれたコート。
春はタイロッケンコートとして、夏は袖を外してTシャツと合わせてノースリーブとして。
スプリングコートとして非常に優秀です。


こちらは先程のアイテムたちより薄手。
平織りの透け感のあるコットンポリ混合生地のロングスモックコート。
スモックコートはレディースのイメージが強いですがこちらはユニセックスで着用可能。
前開きで一年中着用できる軽い素材感で、
独自のパターンで様々な箇所を絞ってシルエットを変えられます。
ボタンは柿の木ボタンを使用。
全て締めてコードを絞ればワンピースとしての雰囲気も出て様々な着方が可能。
羽織としてもインナーとしてもどちらもお使いになれます。

スプリングコートという物は、春でも秋冬の雰囲気をそのままにコーデが組める便利なアイテム。
色使いや生地は明るくカジュアルに、気軽に楽しめるのが大きな利点です。
特に当店は管理のしにくい気を遣うアイテムというのはあまり入荷はせず、
とにかく気軽に使えて気軽に洗濯も出来るアイテムを出来るだけ置くようにしています。
そういう点では、スプリングコートというのはそういった日常使いに非常に適したアイテム。
是非春もコートを身に纏いファッションを楽しんでいただけたらと思います。
Retikle Owner オカモト
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